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あらすじあらすじ

人間として あるべき姿を求め続ける コペル君とおじさんの物語。

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旧制中学校に通う15歳の少年コペル君、本名は本田潤一。二年前に銀行の重役であったお父さんを亡くし、今は郊外の小ぢんまりとした家に母親とお手伝いさんと暮らしている。

コペル君はある時、家によく遊びに来る母の弟である叔父さんから一冊のノートを渡される。そこには過去に、叔父さんや友人と話したり、考えたりした、さまざまな出来事が記され、それに対する叔父さんからのメッセージが綴られていた。

天文学、化学、物理学、経済学、英雄譚……叔父さんとの対話を続けるうち、コペル君はものの見方や貧困、差別といった社会の構造、人間関係について学ぶ。

そして、親友たちとの間に“ある事件”を起こしたコペル君は「どう生きるか」について深く問いかけられることになる。

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ドライミルクの缶

登場人物紹介

  • 本田潤一(コペル君)本田潤一(コペル君)

    旧制中学2年生。徒名は古い天文学者・コペルニクスからつけられた。勉強ができ、スポーツも万能だが、いたずらが過ぎるのが、玉に瑕。

  • 北見君(ガッチン) 北見君(ガッチン)

    曲がったことが大嫌いで、正義感に溢れる性格。でも、そのために問題を引き起こしてしまう。「誰が何と言ったって」が、口ぐせ。

  • 水谷君水谷君

    おっとりした性格だが、一度決めたことはしっかりと守る少年。小学生からの同級生で物静かな性格はガッチンと正反対。

  • 浦川君浦川君

    勉強はできないし、運動も苦手。家も裕福でないため、いじめに遭う。しかし、心根はやさしく、実家の豆腐屋を手伝う働き者でもある。

  • 叔父さん叔父さん

    コペル君のお母さんの弟。元編集者で博学。コペル君や3人の友達に、さまざまなことを語り、「どう生きるか」をアドバイスする。

  • お母さんお母さん

    コペル君が死にたいほどの失敗をしたときに、心の重荷を軽減するように語りかける。子供を慈しむ、優しさに溢れた人。

  • 山口君山口君

    浦川君にアブラアゲというあだ名をつけていじめ、それを止めようとしたガッチンと喧嘩になる。それが大元となり、問題が広がっていく。

読者の声・著名人の声

「いまは亡き著者と、これをいま出版しようと考えた編集者と、この本に正面からぶつかろうと思った漫画家に、カーテンコールのように拍手を続けています」

糸井重里さん コピーライター(2017/8/26のtwitterより)

  • 80年という時間の流れを感じない。人として大切にしなければならないことを心に刻ませていただいた。親として本当はこのようなことを子に伝えなければならないのに十分ではないと思い反省した。中2の息子がこの本に興味を持ったようだ。息子の目にとまる所にそっと置いている。

    54歳・男性・教諭

漫画抜粋

  • 漫画なので原作に比べ読みやすい。活字が苦手でも一気に読めた。登場するそれぞれの人物のように、自分も苦しい場面にも立ち向かい逃げない人間になりたいと思った。感動して泣けた。

    29歳・男性・医療職

  • 表紙にインパクトがありました。読んでいるうちにふと、将来やりたいことを思いつきました。考えさせられる良書だと思います。漫画が読みやすかったです。

    23歳・男性・大学生

漫画抜粋

「逆境や苦しみを感じるのは、前進している証だ。考える、悩むことに価値がある、と励まされている気がしました」

松浦弥太郎さん エッセイスト

漫画抜粋

  • 子供のころ、この本を読んで感動して、ボロボロになるまで読みました。私には今、小学一年生の男の子の孫がいます。戦前の本でありながら、今も通じるものがあります。特に今だからこそ、子供たちに読んでほしいと思うのです。男の子には永遠のテーマだと思います。

    62歳・女性・主婦

作品ができた背景

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今から80年前の1937年に吉野源三郎さんが著した「君たちはどう生きるか」。戦前に書かれたものですが、戦後になって多くの人に読まれるようになり、現在も岩波文庫などから出版されている名著です。

この作品を漫画にしようと考えたのにはワケがあります。自分では大好きで素晴らしい作品だと思っていましたが、今から2年ほど前、40歳前後の編集者二人に立て続けに「君たちはどう生きるかって、いい本ですね」と言われたんです。そのとき、ふと「この本は世代を超えて伝わる何かを持っているんじゃないか」と感じました。そして、誰もが手に取りやすい漫画の形にしたら、この価値が広く伝わるんじゃないかと考えたんです。その2年後に完成したのが「漫画 君たちはどう生きるか」です。

この本には、どう人間として生きるべきかという普遍的なテーマに対するヒントがたくさん記されています。昔読んだという人はもちろん、若い人にぜひ読んでもらいたいですね。

担当編集 

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コペルくんと叔父さん

著者・イラスト作者の紹介著者・イラスト作者の紹介

著者

吉野源三郎

編集者・児童文学者。1899年〜1981年。雑誌『世界』初代編集長、岩波少年文庫の創設にも尽力。1937年に『君たちはどう生きるか』を出版。

漫画

羽賀 翔一

漫画家。2010年、『インチキ君』で第27回MANGA OPEN奨励賞受賞。2011年、『ケシゴムライフ』をモーニングで短期集中連載し、2014年には単行本発売。近刊に『昼間のパパは光ってる』

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