Hanako 202311号(9月28日発売)

今日もおいしいパンが日本全国で焼き上がっています。

パンを焼く人は、午前3時から働き始め、焼きたてのパンを朝からずらっと並べます。大変な苦労をしてまで、朝からおいしいパンを食べてもらいたい。強い心意気を持つパン職人たちが活躍する日本のシーンは、伝統と革新をバランスよく取り入れながら、進化とどまるところ知らず、です。Hanakoリニューアル2号目は、今食べるべきパンの百科事典を作ります。明日の朝が待ち遠しくなる1冊に!

vol.1225
特集

美味しいパンには、
理由がある

北海道から沖縄まで、評判のパン屋を巡り、美味しいパンが生まれた理由を探ります!
世界中のパンを巡るマニアたちからは、より美味しく食べるためのリベイク法のレクチャーやお取り寄せできるパン情報も。

麦からパンができるまでを宮﨑駿が描く『パン種とタマゴ姫』/実力派ベーカリーたちが選ぶ小麦/小麦を食べくらべ/兵庫〈薪火野〉の一日を追う/都心で薪窯パンを味わう/全国薪窯パンMAP/神楽坂〈しかたらむかな〉の工房へ/愛知の麹パン/お取り寄せパン/料理人のリベイク法/パンとお酒/人気ベーカリーの料理パン& スイーツパン/パンを愛する12人のMYパンリスト・佐々木美玲(日向坂46)、甲斐みのり、クリス智子…ほか

美味しいパンには、理由がある

(特集の中身を一部紹介)

3つのキーワードで見る、
パントレンド

進化する日本のパン文化。中でも今注目すべきキーワードは「国産小麦」「薪窯」「発酵」。3つのキーワードごとに、美味しさの秘密を探っていきます。

キーワード「国産小麦」
実力派ベーカリーの職人たちにお話を聞くと、みなさんとある北海道の小麦を使っていることが判明。その小麦の農場では、雑草さえも肥料にし、たったひとりの手によって小麦が育てられていました。

キーワード「薪窯」
地方で増えている薪窯でパンを焼くベーカリー。山の麓で朝3時から仕込みを始めるパン職人の1日を追いました。

キーワード「発酵」
生地を膨らませ、香りを豊かに豊かにする酵母菌の作用。菌は生き物だから人の思い通りにはいかないことも。だからこそ面白い、発酵に魅せられた職人〈しかたらむかな〉中村隆志シェフのもとへ。

イートインで食べられる
人気のベーカリーのパン

本誌に登場したベーカリーの中から、イートインができる各店一押しの料理パンとスイーツパンを22個紹介します。

〈BAKER Aoyagi〉のあんバター。“あんバターは悪くない”というユニークな商品名通り、カロリーを恐れず、たっぷりのあんことバターに溺れよう。

朝から行列ができる〈No.4〉のモーニングメニュー、アボカドトーストは、こだわりのサワードウパンとフレッシュなアボカドが好相性。
〈チェスト船堀〉のkiredやさいサンド。ズッキーニ、トロンベッタなどをバルサミコ酢で味付け。

パンを愛する12人のパンリスト

お気に入りのパンから欠かせない相棒、こだわりの食べ方まで。“パン愛”あふれる回答を寄せてくれた12人のとっておきリストをご紹介します。

教えてくれたのは、日向坂46・佐々木美玲さん、文筆家・甲斐みのりさん、ラジオDJクリス智子さん…

惣菜パンの魅力に迫る!

豪徳寺に10月オープンする〈Blanc à tokyo〉。新メニューが生まれるまでに密着しました。

パン職人の和田尚悟さんが焼き上げたパンを前に、フレンチシェフの大谷陽平さんとメニュー開発が進む。

ラフランスと豚バラ肉のサンド。ハチミツ、豚バラ、ラフランス、異なる甘さが見事にマッチ。
埼玉県産武州豚と生姜のスペアリブサンド。スペアリブ、パイン、生姜で酢豚をイメージした変化球。

新しいパンのある生活

私たちのライフスタイルにあわせて、パンの楽しみ方は進化しています。
お取り寄せ、リベイク、お酒と合わせる…。パンおいしく味わうための秘訣とは?

3人の料理人に、お気に入りのパンをお取り寄せしてもらい、トースター、フライパン、せいろで、リベイクしてもらいました。

料理家・ワタナベマキさんは、せいろでリベイク。一度に2つの調理ができる便利さもいい。
カフェ〈メガネコーヒー〉の竹日渉さんは、フライパンでリベイク。火加減と、水の量で、自分好みの食感探しを。
“パン飲み”できるお店も増えています。話題のパン飲みスポット3店へでかけました。
ベーカリー&パン居酒屋〈たむらパン〉では、和洋多彩なお惣菜と、自家製パンを10種以上盛り合わせた一皿が1,000円で楽しめる。

\ 盛りだくさんの内容でお届けします!/

Hanako (ハナコ) 2023年 11月号
特集:美味しいパンには、理由がある
2023年09月28日 発売

特別定価:930円(税込)

特定商取引に基づく表示