MESSAGE所属長あいさつ
Casa BRUTUS

カーサブルータス編集部 編集長

Entertainment!
嵐の櫻井翔さんと名建築、あいみょんさんとスタジオジブリ、鈴木京香さんと名作住宅、石田ゆり子さんと茶の湯、Perfumeのかしゆかさんと日本の工芸、そして、あのちゃんと草間彌生。これらはこの1年間の『Casa BRUTUS』で試みたペアリングです。他ではなかなか見られない組み合わせですよね。でも、マガジンハウスなら成立するマッチングなのです。
建築、アート、デザインといった世の中的にハイブロウと思われているジャンルを、いかにして多くの人に興味を持ってもらえるエンターテインメントに昇華するか。『Casa BRUTUS』創刊25年の歴史の中で繰り返されてきたことは結局こういうことであり、その編集方針は今後も変わらず続いていくでしょう。雑誌、ウェブ、SNS、イベントなど、アウトプットの仕方は多様化していきつつも。そして、こうした曲芸を実現できる編集者を目指したいなら「マガジンハウス 新入社員採用 2024」へ是非ご応募を。
マガジンハウスをめざすみなさんへ
「スキャンダラスな人、求む!」。現在の『BRUTUS』の礎を築き『Casa BRUTUS』の創刊編集長でもある斎藤和弘さんという方が、2000年度の新卒採用案内で残した言葉です。当時、学生だった私は「斎藤さんらしい物言いだな」くらいにしか思っていなかったのですが、今となってはその意味がよくわかります。ハイブロウなものをハイブロウなままに伝えるのは実はわりと簡単なことです。その逆もまた然り。そこにスキャンダラスな要素をいかに盛り込めるかが編集という仕事の醍醐味のひとつだと思っています。