MESSAGE所属長あいさつ
&Premium

取締役
アンドプレミアム編集部 編集長

「効率のよさ」より
「心地のよさ」。
『&Premium』は今年の11月で創刊10周年を迎えます。紙媒体としてはマガジンハウスの中で一番歴史が浅い、末っ子の雑誌です。創刊した2013年は、docomoでもiPhoneが使えるようになり、スマートフォンの普及が一気に加速したした年でした。生活のさまざまな場面で、デジタル化が進んだのですが、反面、便利なことが果たして幸福なのかと、多くの人々が疑問を持ち出したころでもあります。効率がよくなったのに、なぜか忙しくもなったと。
で、創刊時のキャッチコピーは、「効率のよさ」より「心地のよさ」。価値の軸に「心地のよさ」を置き、雑誌の世界観をつくっていくというものです。コンテンツの内容もそうですが、“紙の雑誌”であることの「心地のよさ」も見直したいということもありました。
さて10年を経て、「効率のよさ」より「心地のよさ」の思いは変わりません。そして
“紙の雑誌”にとっては、「心地のよさ」はより大切なものになっていると感じています。さらに、その世界観の延長上にあるwebサイトとSNSの運営は、ますます重要度が増すでしょう。デジタルでも「心地いい」。いま挑戦しているテーマです。
就活生へ向けて・一緒に働きたい人は?
機嫌のいい人、感じのいい人、心地のいい人。

本棚に背表紙が並んだときの佇まいも“紙の雑誌”の「心地よさ」。