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PEOPLE先輩社員の声

anan編集部 藤井菜々子

anan編集部
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藤井菜々子

2019年入社。同年8月〜anan編集部所属。定例は「It GIRL」、ファッションページ「Antenna」、読者組織“anan総研”メンバーと作るアンケートページを担当。最近は部内の先輩方に感化され、学生時代に全く触れてこなかった舞台芸術を勉強中です。

anan編集部での仕事

ananは基本5班体制。年間約50本一つとして同じ企画はないので、毎度変化する主旨や目的に合わせ、企画やスタッフィングを考えます。また、それら全ての皆さんと関わって、より良い誌面になるよう相談をまとめていきます。加えてananは時代の最先端を走る媒体。世間の空気感を日頃から感じ取ることも、もはや仕事の一つかもしれません…。雑誌を作る過程に広く関われる分、バランスを取るのはなかなか難しいですが、私は、仕事もプライベートも、五感で触れるもの全てが自分に還元され、さらに新しい企画に繋がっていく感覚に楽しみと充実度の高さを感じています。

印象に残っている仕事は?

3年前、創刊50周年を記念した期間限定の連載で、横尾忠則さんの取材をしたことです。部内の歓迎会で「一番会いたい人は横尾忠則さんです!」と真っ先に宣言したほど尊敬しています。入社後1年経たずして訪れた機会に取材当日も硬直しっぱなしでしたが、こんな若輩者にもフラットに接してくださる姿に、今でも一瞬一瞬を鮮明に思い出せるほど、撮影も、インタビューも、その後のご本人との校正のやりとりも、素晴らしい時間でした。ファックスで送られてきた丁寧に書き込まれた校正のお戻しは、いまだに大切に保管しています。再び取材させていただくことが今の目標です。

どんな学生でしたか?

大学はメディア専攻系の社会学部で、アプリ・メディアアート等を開発するゼミに所属していました。サークルはストリートダンスサークル。アルバイトはイタリアンレストラン、ケーキ屋、古着系のリサイクルショップ、動画編集、ウェブメディアの編集部をその時々で2〜3つ掛け持ちしていました。やりたいと思ったことを諦めるという選択肢がない性格で全てにエンジン全開だったので、ほとんど家にいなかった気もします。旅行が大好きで、2週間ヨーロッパ一人旅をして、ロンドンとミラノのコレクションに飛び込んだ卒業旅行も色濃い思い出です。

マガジンハウスを選んだ理由は?

好きだと感じる雑誌を一番抱えている出版社だからです。どうしても雑誌編集がしたくて、初めは「採用してもらえるならどこでもいい!」と考えていましたが、実際の選考で各社の毛色の違いや自分の性格との相性も実感。マガジンハウスはそれまでの就活の中で面接を一番楽しむことができました。趣味などの話題を広げてもらい話が弾んだこともあり、もともと第一志望でしたが、さらにこだわりが強くなっていった気がします。社内には社員、フリーランス関わらず面白い方がたくさんいて刺激的な毎日を送れているので、ビビッと来た感覚は間違ってなかったんだ!と思います。

ある1日のスケジュール

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出社、タレントさんの撮影

この日は朝から撮影があり早めに出社(いつもはお昼ごろ)。バックナンバーや香盤表、ケータリング、撮影用小物などを持ってスタジオに。現場ではスタッフの皆さんが一番気持ちの良い状態で仕事ができるよう、真っ先に動き全ての環境を整えます。

ananでは、SNSのオフショット撮影用で“ananパンダ”を連れていきます。スタッフさんがつまめるようにおにぎり・サンドイッチや、長時間にわたる撮影ではお弁当も忘れずに用意。

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特集の企画会議

2ヶ月半後に発売する特集の企画会議を行いました。会議には編集長、副編集長と、特集担当班のキャップ、班員が参加。あらかじめ渡されたお題をもとに各々が考えてきた提案を企画書にまとめ、順番に読み上げ、ディスカッションします。

今回はヘルスの特集を予定。ヘルス系一つとっても、温活、ダイエットなどたくさんの切り口があるので、バックナンバーを見返すことも重要な作業です。

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定例の入稿

次週に校了する定例「It GIRL」の入稿作業。ライターさんが仕上げた原稿を確認し、気になるところがあれば適切な表現を相談。調整したのち、オンラインの入稿ツールを利用して、レイアウトはデザイナーさんに入稿をお願い、テキストは自分でアップロード&入稿します。

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特集の校了

およそ2週間後に発売される特集の校了を行いました。校了作業には1週間ほど時間が必要で、その間に取材先のチェックや、校閲チームの誤字脱字確認、それを踏まえた原稿・レイアウトの最終調整をしていきます。

担当していたモノクロ8ページの再校の校正紙です。修正したい文字があれば、これに消せるペンで書き込んでいきます。個人的にはフリクションの0.7ミリを愛用中です。

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帰宅

出社・退社時間、在宅作業などワークスタイルはある程度自由ですが、帰宅ラッシュや飲み会終わりの混雑にあまり遭遇しないので、帰宅はこの時間が程よく個人的にルーティンになりました。電車では企画の人選を考えるか読書、帰宅後はドラマを見ることが多いです。

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