2025年10月10日、マガジンハウスは 創立80周年 を迎えました。
創業の地・銀座で開催した記念イベント「マガジンハウス博」には、
15日間で 延べ20万人 もの方々が来場。
子どもからシニアまで、世界中から多くの人が訪れ、
まるで雑誌を読むように一つひとつの展示をじっくり楽しんでくれました。
会場では、世界的アーティスト・村上隆さんによるエキシビションをはじめ、
各編集部が企画したイベント、ライブ、トークショー、グッズ販売など、
雑誌や本の枠を超えた多彩なプログラムを展開。
マガジンハウスのブランドは、
ページを飛び出して、世界に通用するリアルな体験や文化を
生み出す力 を持っていることを証明できました。
そして今、私たちは新しい時代に向けた2つの挑戦に踏み出します。

１ 日本の雑誌として初の「グローバル展開」へ。

マガジンハウスの雑誌は、いま海外の書店で静かなブームを起こしています。
『POPEYE』のInstagramフォロワー85万人の約半数はすでに海外の読者。
80周年を記念して発売した『POPEYE』『BRUTUS』の 英語版 も、
ニューヨーク・パリ・タイ・シンガポールなど世界各地で即完売し、
追加オーダーが続いています。
これは、私たちが、長年にわたって積み重ねてきた「編集力」 の
生み出す世界観が、グローバルに通用する証です。
これからさらに、各国でのローカライズ化を進め、
世界中の書店の店頭に並ぶ「文化のアイコン」へと育てていきます。

２ コンテンツの可能性を生かす「IPビジネス」

マガジンハウスは、80年かけて築き上げた 知的財産（IP）の宝庫 です。
『anan』が編集するエンターテインメントとライフスタイル。
『BRUTUS』が切り取るカルチャーと人物。
『Casa BRUTUS』が探求するデザインと建築の世界。
10の雑誌と書籍、マンガ、すべてが、
時代の感性をかたちにした強力なコンテンツです。
「マガジンハウス博」では、
グッズ販売やトークイベント、ライブ、セミナーなどを通じて、
これらのIPを「体験」として再構築しました。
マガジンハウスでは このIPビジネスを次の柱 として強化しています。
「企画編集の力で、文化をプロデュースする。」
これこそが、マガジンハウスが次に目指す姿です。

まだ誰も見たことのないものを、自分の手で形にしたい。
そんな 情熱と発想力をもつあなた にこそ、
マガジンハウスはふさわしい場所です。
次の50年、100年をともに創る仲間として、
あなたの「最初の一歩」を、私たちは心から歓迎します。