いつもファンと一緒だった
しあわせの黄色い会報とは?


今回、ある方からご連絡をいただき、貴重な資料をお借りすることができた。岡田奈々ファン・クラブ会報の「菜の花」だ。話にきいたことはあってもなかなか見ることができない資料を本日は紐解いていきたい。
ご存知の通り、岡田奈々さんは「菜の花の微笑み」をキャッチフレーズとして芸能界にデビュー。まさにその笑顔は大輪に咲くひまわりでもなく、かといってただとげとげしいだけの花でもなく、清楚で、どこか分をわきまえたような可愛らしさがとても親しみが湧く魅力的なところなのだが、ファンクラブ会報「菜の花」でもその魅力を存分に「開花」させている。新曲発表会の様子や、ドラマ撮影の様子、そしてイベントや今後のテレビ出演の予定など、さまざまな内容が親しみやすく書いてある。創刊号では今後やりたいコーナーとして、「電話でデート」で奈々さんと直接電話ができるコーナー、「ファン・ルーム」では会員からの声を掲載するコーナーなど、とてもファンとのふれあいを大切にしていることが伝わって来る誌面となっていた。

いつかの君自身の「青春」は
あのときの「誓い」に応えられたかい?


このような「親しみやすい奈々さん」は随所で見られ、ファンとの運動会では騎馬戦(!)に参加して奮闘したり、「平凡アワー」ではファンの人と様々なところに行って楽しんだ。このように奈々さんは多くのファンイベントをこなしていたが、5年を区切りに「菜の花」は終刊を迎える。その5年間をイベントで追った終刊号の特集最後の終刊のことばが胸に響く。ファンとともに歩み続けた「菜の花」の創刊は昭和50年8月。40年以上経った今、本日はこの言葉をかみしめつつ終わりたい。


「長い5年間だったか、あっという間の5年間だったか、それはいつか君自身の「青春」が答えてくれるだろう。ファンクラブは解散する。だからこの先この年表を綴る仕事はファンひとりひとりに委ねられる。そしてこれを綴っていく限り、ひとりひとりの中にファンクラブがある。ぼくたちが、いつまでもファンであり続けるのだから。みんな、これからも奈々を力いっぱい応援しようぜ。いつまでも!」

あなたの奈々さんの年表には何が刻み込まれてきましたか?