WORK STYLE
先輩社員の1週間

大塚すみれ2023年新卒入社

- Q.お仕事内容について教えてください。
- A.編集は、雑誌作りの最初から最後まで一貫して進行する仕事です。全体の構成やスタッフを決めて、ページの方向性を示す責任者の役割を担います。ポパイは3つの班で特集の担当を回していて、3ヶ月かけて一冊を作るイメージです。直近ではバンドやスナップの特集を担当しました。ファッションに関わる業務も特徴ですね。スタイリストやライターとの情報共有、展示会でのリサーチを経て生まれた視点やアイデアが誌面に反映されます。
- Q.ご自身の働き方で心がけていることはありますか。
- A.何事も楽しむこと、そして自分の「これがしたい!」を大切にすること。実現したい企画を持っておくとモチベーションが上がるし、普段からやりたいことを口にしていると不思議と面白いチャンスが舞い込んでくるんです。夏にパリ旅行のついでに五輪関連の取材ができたのは、今でも夢だったんじゃないかなと思ってます。編集者の気持ちが乗ったページは読者にも伝わります。次はずっと夢だった海外読者向けのポパイを作るべく、目下奮闘中です。
- Q.印象に残っている仕事のエピソード(失敗談など)があれば聞かせてください。
- A.編集1年目に、ドライブのロケ撮影で栃木から帰れなくなったときです。日が暮れても車のライトがつかず、畑だらけの僻地でスタック。しかもスマホの充電は5%。終電が迫る中、瀕死のスマホでなんとかタクシーを呼び、ギリギリで駅に着いて新幹線に乗れたんです。撮影中に起こる不測の事態って、こういうことなんだと実感しました。あのとき充電が切れていたら、今頃は農園で住み込みバイトをしながら自給自足で暮らしてたかも……。
- Q.仕事の難しさと面白さを教えてください。
- A.編集の仕事はずっと楽しいです。企画を考えるとき、憧れの人に取材できたとき、原稿を書くとき。タフな毎日ですが、新しい世界を知る喜び、そしてそれを読者に伝える楽しさは何にも代え難いです。憧れの先輩や同年代のライター・スタイリストと仕事ができるのも刺激的。クリエイティブで熱意ある人たちとページを作れるなんて、こんな贅沢な仕事はないし、彼らから学んで自分も頑張ろうと思えます。でも、編集者は俯瞰的に物事を見る必要があるのが難しいところ。スタッフの意見はそれぞれ異なるので、全員の声を尊重しつつ、企画の本質、何より読者の求めるものを見極めて落とし所を探ります。「みんなハッピー!」を合言葉に、日々修行中です。
- Q.マガジンハウスの好きなところはどこですか?
- A.若手の意見を尊重してくれる人が多いところ。入社2年目の自分の話にも興味を持ってもらえるって、他の企業では当たり前じゃないと思います。編集部員は少しずつ得意分野が違うので、雑談から新しい情報を得られるのも最高です。そしてとにかくみなさん若い!職業柄か、自分の親の年代の先輩も同年代に近い感覚を持っていて話が合うってすごいですよね。そういう環境があってこそ、毎日楽しくヘルシーに働けているのだと思います。

就活生へのメッセージ

どんな道を志望しようとも、今自分が好きなものを大切にしてください! 学生時代に身につけた感性とか趣味って、一生自分の中で輝き続けるものになると思うんです。直接将来に役立たないことも、辛いときの心の拠り所になったり、思いがけず仕事に生かされたりするはず。編集者としては、好きなことや過去の経験が企画に繋がった瞬間こそ、幸せを感じます。そんな仕事もいいなと思ってくれたあなた、ポパイ編集部で待ってます!
撮影準備

撮影現場でスタッフがスムーズに動けるように、ページのラフや香盤表(撮影当日のタイムスケジュール)の作成、ロケバスの手配や撮影場所の許可取り、プロップ(小道具)の準備など、撮影前は大忙しです。軽食やケータリングを準備するのも編集の大切な仕事! 。
Closeファッション打ち合わせ
スタイリストやカメラマン、ファッションエディターと、どんなファッションページにするか話し合います。ここでしっかりビジュアルやストーリーの方向性を擦り合わせて決めることで、撮影までに準備することがクリアになります。
Closeレイアウト打ち合わせ

デザイナーにレイアウト用の素材を渡す打ち合わせです。セレクトした画像とページのラフを見せながら、ページの中で何を伝えたいか、どういうビジュアルにしたいかを説明します。
Closeライブ
日々のリフレッシュに欠かせないライブ。
国内外のバンドやシンガー、アイドルやラッパーまで、その音楽ジャンルもさまざまです。
最近担当したバンド特集でご縁ができたアーティストの方も多いです。
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