MESSAGE

「面白い！」を「伝える」のって、とても楽しい。

GINZA編集部 編集長

もうすぐ創刊28周年を迎える『GINZA』は、服が大好き！ カルチャー大好き！ な読者を思い浮かべながら誌面を作り、届けている月刊誌です。この時代に日々忙しく生きる皆さんが心ときめくもの、あるいは癒されたり背中を押されたりするものなら何でも『GINZA』の特集になりえます。ファッションはもちろん、映画、ドラマ、音楽、インテリア、アート、文学、ビューティ、そしてアイドルも。テーマが何であれ、フレッシュな情報をいち早く取り上げるのは編集部のお家芸ですし、見慣れたはずの物事でも必ず新しい光の当て方を見つけて新鮮な魅力を引き出していく。そんな気持ちをもって『GINZA』が紡ぐ言葉やヴィジュアルが、誰かの日々の足取りを軽やかにすることができたら嬉しいです。

また、最近はSNSやウェブサイト「ginzamag.com」、または動画から入って最終的に雑誌の読者になってくださる方も増えています。紙のメディアとデジタルメディア、両方の良さを楽しく自由に利用しながら、『GINZA』らしいアウトプットをし続けたいと考えています。

就活生へのメッセージ

雑誌の編集は体力的にも精神的にも大変なことが多いのですが、それでもついつい“面白い”が優ってしまう。たとえば、取材先で思いがけない金言やシーンに出会って感動し、それを多くのプロフェッショナルたちの力を借りながら記事にして雑誌に載せ、読者に「あ、伝わった！」と感じる時。このラストの瞬間が最高で、私自身、そのご褒美にまんまと引っ張られてここに居続けています。ジャンルに縛られず何でも楽しみがちな人、より良い伝え方を夢中になって粘り強く考えてしまう人、一緒に雑誌を作る仲間たちを思いやれる人…ぜひ一緒に、雑誌作りができたら嬉しいです。