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雑誌を一緒に作りましょう。

POPEYE編集部 編集長

『POPEYE』がテーマとして掲げる「シティボーイ」は ”都会で暮らす男の子”の意味ですが、実際はどこに住んでいようが関係ないのだと思います。好きなことがたくさんある好奇心旺盛な男の子、そして女の子。たとえカルチャーギークであっても、普段の生活をないがしろにしないバランス感覚を持っていること。それが私の思い描くシティボーイです。そんな彼ら、彼女らの傍らにいつもあって、近所の友だちぐらい気軽に語りあえる雑誌でいたいと思っています。

編集部には紙の雑誌を作るチームのほか、ウェブの編集チームもあり、ポッドキャストや動画制作にも力を入れています。本誌とはまた違ったノリがあり、ウェブから『POPEYE』を知ってくれる読者も多く生まれています。またオンラインストアを始めたことで、雑誌を作りながらアパレルや雑貨の企画を練っている編集者もいます。最近は、世界中のファンやショップから雑誌の取り扱いやコラボレーションのオファーが毎月のように届いています。『POPEYE』の世界観をもっと自由に、様々な方法で、どこまでも。まだ出会えていない世界中の読者の元へ。一緒に『POPEYE』を届けましょう。

一緒に働きたい人は？

一番伝えたいのは、雑誌は読む以上に作るのが面白いということです。もちろん雑誌作りはとても大変です。でもそれ以上に普通の仕事ではなかなか出会えない人に会い、話を聞き、それを記事に残し、人に伝えることができます。フリーランス含め、尊敬できる面白い仲間にもたくさん出会うことができるでしょう。私が入社したときは当時の社長から「上手に遊んでください」と言われました。そんな仕事なかなかありませんよね？ 自分が取材を楽しめていなければ読者を楽しませることなんて到底できません。自分の好きなこと、やりたいことが明確にある人もいいのですが、どこにでも自分の楽しみを見つけられる、そんな貪欲に面白がれる人こそが編集者に向いていると思います。